ジェラシー菊沢師「今年は少し気楽に」/オークス共同会見

2016年05月18日 18:00

去年のディアマイダーリンに続き、今年もオークスにジェラシーを出走させる菊沢調教師(撮影:佐々木祥恵)

 トライアルのスイートピーS(OP)を勝ってオークスに出走するジェラシー(牝3・美浦・菊沢隆徳)の最終追い切りが、ウッドチップコースで行われた。追い切り後、管理する菊沢調教師が共同記者会見に臨んだ。

(前走スイートピーSを振り返って)
「馬も段々調子が上がってきていましたし、ジョッキーも上手に乗って1着でゴールへと導いてくれて、大変喜んでいます」

(これまでとは一味違ったレースという印象もあるが?)
「その辺は馬の成長力もあって、ジョッキーが判断して出た結果だと思っています」

(レース後の馬の雰囲気は?)
「オークスまで間隔が短いのですが、レース後は思いのほか回復が早かったので安心しています」

(2歳時と比べて変わってきた点は?)
「2歳の頃から非力さが否めなくて、奥手な馬だなと思っていましたので、馬の状態に合わせてじっくりと競馬を使いながら力をつけていくという形でした。時間はかかりましたけど、その後の成長も見えますし、まだまだこれからかなという部分もあります」

(具体的にどう変わったのか?)
「馬体や気持ちですね。幅も出てきました。数字的には変わりないですけど、筋肉の質が強くなってきました」

(今朝の単走での追い切りについて)
「先週は坂路主体で乗りまして、日曜日には軽く時計を出して十分負荷をかけました。競馬まで余力を残してレースでピークになるような感じで、少し地味でしたけど、活気あふれる稽古だったと思います」

(G1に向けて納得いく仕上がりに?)
「競馬までまだありますので、この後ケアをして良い状態で持っていきたいです」

(2400mの距離について)
「未知数な部分がありますが、デビューの頃からオークスを目指して、それに対応できるように調教や競馬をしてきましたので、彼女なら対応してくれるのではないかと期待しています」

(この馬が力を出せる競馬のスタイルは?)
「まずはゴール前1ハロン、全力で走れるよう、道中リラックスして運ぶことが1番かなと思います」

(前走は馬体を絞っての出走だったが、今回は?)
「気候も暖かくなってきましたので、そのあたりは馬の餌の食べ方や馬体を見てですね。数字的にはわかりませんが、現状では前走と変わらず出せるのではないかと思います」

(昨年に続き管理馬のオークス出走となるが?)
「去年は少し肩肘張っていたので、今年は少し気楽にいきたいです」

(最後に一言)
「地道ですけど、じっくりやってきてオークス出走が叶いました。晴れやかな舞台で、ジェラシーを応援してください。よろしくお願い致します」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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