福永騎手を背に安田記念の1週前追い切りを行ったリアルスティール(撮影:井内利彰)
海外遠征帰りとはいえ、ドバイターフを勝って勢いのある
リアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎)。ノーザンFしがらきから帰厩して順調に追い切りを消化しており、今朝25日は福永祐一騎手を背に、2回目のハローがあけたCWで
タイセイクルーズと併せ馬を行っている。
6F地点で3馬身ほど追走。前半はゆっくり、ペースが速くなったのは3コーナーを過ぎたあたりから。相手には体重の軽い坂井瑠星騎手が跨っており、こちらは大外を回ったが、そんなことも関係なく、ラスト1F手前では並びかけて交わす手応え。最後まで脚色は衰えず、時計は6F83.8〜5F68.0〜4F52.7〜3F38.1〜1F12.0秒。
追い切りは動く馬なので、これくらいは当然といってしまえばそれまでだが、ここまでは本当に順調。この追い切りでCWの併せ馬を行っている点は過去と全く同じだし、現時点で遠征帰りだからといって気になるような点はない。
(取材・写真:井内利彰)