東京5R新馬戦を制したマイネルバールマン(左)=撮影・佐々木彰尚
「新馬戦」(4日、東京)
ジョーカプチーノ産駒の
マイネルバールマン(牡2歳、母クリスビーナス、美浦・栗田博)が、父と同じ芦毛の馬体を躍らせて直線力強く抜け出した。新種牡馬産駒の初勝利に、柴田大は「乗り込みも十分で、牧場からも期待されていた馬。仕上がりも万全だったので結果を出せて良かった」と気持ち良さそうに汗をぬぐう。栗田博師は「差して勝てたのは良かった。いい内容でした」と笑顔を見せた。
父は豊かな
スピードを武器に09年NHKマイルCなど重賞3勝をマーク。鞍上は「
テンションが高くなるところはあるけど、きょうの感じなら距離は延びても大丈夫そうです」と将来性を評価した。次走は未定。