川田騎手が跨って帝王賞に向けた追い切りを行ったクリソライト(撮影:井内利彰)
前走平安S3着後も在厩調整で帝王賞(6月29日・大井ダート2000m)の出走を予定している
クリソライト(栗東・音無秀孝厩舎)。普段はトラック馬場での調整で、追い切り時に坂路馬場を利用するというパターンだが、今朝16日のレースに向けた追い切りも坂路馬場で行っている。
レースでも騎乗予定の川田将雅騎手が跨って、
サンライズマーチとの併せ馬。鼻づらを合わせてスタートし、ラスト1F標識手前までは馬体を併せた状態。そこから追い比べになると、まっすぐ走る
クリソライトに対して、ふらつく
サンライズマーチ。ここで一気に2馬身ほどの差がついてゴール。
4F51.6〜3F37.4〜2F24.5〜1F12.5秒は極端に速い時計ではないものの、
スピードを持続したラップという意味では価値が高い。また、最後まで余力十分だった動きを見ても、状態面に関しては申し分ないといったところだろう。
(取材・写真:井内利彰)