◆報知新聞社杯第28回エーデルワイス賞・Jpn3(10月30日、門別競馬場・ダート1200メートル、稍重)
2歳牝馬の交流重賞は11頭(JRA4、北海道7)で争われ、1番人気で小野楓馬騎手騎乗、北海道の
リュウノフライト(北海道・山口竜一厩舎、父
ホッコータルマエ)が勝利し、ダート
グレード初制覇を飾った。勝ちタイムは1分12秒7。
同馬は5月の地元・門別のJRA認定フレッシュチャレンジ2歳牝馬新馬を5番人気で勝利。2戦目の同リリーC(2歳牝馬オープン)で5馬身差で勝利を挙げると、前哨戦となった前走のフルールC(同)も4馬身差でVと、デビュー3連勝で本レースに臨んでいた。
北海道所属馬の勝利は23年
モズミギカタアガリ(現在はJRA所属)以来、2年ぶり。
2着は2番人気でJRAの
トウカイマシェリ(鮫島克駿騎手)、3着は3番人気でJRAの
タイセイフレッサ(斎藤新騎手)が入った。
小野楓馬騎手(
リュウノフライト=1着)「馬自身とても落ち着いていて、返し馬も前走は乗ったときに結構、気が乗ってひっかかる感じでしたが、今日は落ち着いていて、雰囲気はとてもいいと感じていました。ポジション取りのところで、隣の馬とぶつかったりして、リズムが悪くなって、馬に迷惑をかけてしまったなと思います。追走自体は全然苦労しなくて、楽に競馬ができたと思います。最後も追ったときはしっかり真面目に反応してくれて、最後まで走り切ってくれるのが、この馬のいいところで、そこがしっかり出てくれました。これからもっともっと、強くなっていくと思います。砂も嫌がらないし、馬群にもまれても最後まで走りきってくれるので(課題は)大丈夫だと思います」