16日、園田競馬場で行われた第17回兵庫ダービー(3歳・ダ1870m・1着賞金800万円)は、スタートで遅れ後方からの競馬となった木村健騎手騎乗の6番人気ノブタイザン(牡3、兵庫・新井隆太厩舎)が、最後の直線で一気に脚を伸ばして、2番手追走から一旦先頭に立っていた2番人気エイシンニシパ(牡3、兵庫・橋本忠男厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒6(重)。
さらに1/2馬身差の3着に9番人気トウケイヘイゾウ(牡3、兵庫・住吉朝男厩舎)が入った。なお、1番人気マイタイザン(牡3、兵庫・新井隆太厩舎)は7着、3番人気ハタノキセキ(牡3、兵庫・吉行龍穂厩舎)は8着に終わった。
勝ったノブタイザンは、父ディープスカイ、母ユウターマライア、その父ダンスインザダークという血統。昨年暮れの園田ジュニアCを制したものの、今年に入って連敗を喫していたが、この大一番で復活Vを決めた。鞍上の木村健騎手はこれで兵庫ダービー5勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆ノブタイザン(牡3)
騎手:木村健
厩舎:兵庫・新井隆太
父:ディープスカイ
母:ユウターマライア
母父:ダンスインザダーク
馬主:平野正行
生産者:中本牧場
通算成績:7戦4勝(JRA1戦0勝・重賞2勝)