【しらさぎS】「大魔神」佐々木主浩オーナーのシヴァース 重賞初制覇なるか

2025年06月18日 18:30

しらさぎS2025に出走予定のシヴァース(今年4月撮影、ユーザー提供:Mebuさん)

 元プロ野球選手の「大魔神」こと佐々木主浩オーナーが所有するシヴァース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、しらさぎステークス(3歳上・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 シヴァースは父モーリス、母ヴィブロス、母の父ディープインパクトの血統。母は16年の秋華賞と17年のドバイターフの覇者。伯父のシュヴァルグランは17年のジャパンC、伯母のヴィルシーナは13年と14年のヴィクトリアマイルを制している。また、いとこのブラヴァスとディヴィーナも重賞勝ち馬。いずれも佐々木オーナーと友道厩舎の黄金タッグだった。

 ここまで9戦4勝。3歳春はきさらぎ賞がタイム差なしの3着、アーリントンCが0秒7差の9着で、クラシック出走は果たせなかった。それでも夏に戦線復帰すると着々と地力強化。前走の夢洲Sを制し、待望のオープン昇級を果たした。今回はチェルヴィニアやレーベンスティールなど、かつてない強敵との顔合わせとなる。それだけに楽ではないだろうが、ここに来ての充実ぶりなら好勝負になっても不思議ない。

 シヴァースが佐々木オーナーにとって7頭目の重賞ウイナーとなれるか。秋以降の大舞台に向けて、試金石の一戦となることは間違いない。

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