左回りから右回りに替わり巻き返しが期待されるアルバートドック(写真は2016年小倉大賞典優勝時)
昨年は2番人気、8番人気、16番人気の決着で3連単100万超となった七夕賞。今年も大混戦と言えるメンバー構成となった。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■7/10(日) 七夕賞(3歳上・GIII・福島芝2000m)
アルバートドック(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は前走のエプソムCで7着に終わったが、今回のメンバーなら見劣りはしない。3走前の中日新聞杯でも大敗していただけに、左回りから右回りに替わるのもプラスだろう。一気に巻き返しての重賞2勝目なるか。
シャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)は今年に入ってレースぶりが安定。特に2走前の福島民報杯では9番人気ながら好位抜け出しで完勝しており、同条件の今回も好走が期待される。
ルミナスウォリアー(牡5、美浦・和田正一厩舎)は千里山特別(1000万下)、ジューンS(1600万下)と連勝中。これまで掲示板を外したのは一度だけという堅実派で、特に近3走は上がり最速もマークしている。休み明けの前走を使った効果も見込め、重賞のここでも好勝負が期待できそう。
その他、58キロを背負っても崩れないダコール(牡8、栗東・中竹和也厩舎)、コース相性の良いヤマニンボワラクテ(セ5、栗東・松永幹夫厩舎)、芝替わりで前進できたバーディーイーグル(牡6、美浦・国枝栄厩舎)、一昨年の覇者メイショウナルト(セ8、栗東・本田優厩舎)、距離延長プラスのマーティンボロ(牡7、栗東・友道康夫厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。