函館記念では丸田騎手と20戦ぶりにコンビを組むホッコーブレーヴ(撮影:佐々木祥恵)
函館記念(GIII・ハンデ・芝2000m)に出走を予定している
ホッコーブレーヴと
マイネルフロストが、美浦トレセンで1週前追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。
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ホッコーブレーヴ(牡8・美浦・松永康利)について、丸田恭介騎手。
「今日はダートコースで前に馬を置いて追い切りましたが、結構ヤル気を出してしっかり動いてくれました。息遣いも少しずつ良くなってきていますし、競馬では丁度良くなると思います。この馬は自分の意思表示がしっかりしていますし、頭が良いですね。
4歳秋に乗った時には休み明けということもあってまだ良くなる途上でしたが、それで良い勝ち方をしてくれたのでオッと思ったのを覚えています。以前と比べると精神的には年齢を重ねたなと感じますし、調教でも自分がやることをちゃんとわかっています。ただ今日は前に馬を置いた時の行きっぷりが良くて、折り合いに気をつけながらレースに乗った記憶が甦ってきました。自分では函館記念とは相性が良いと思っていますし、良いイメージで臨みたいですね。来週は函館に行って、追い切りに乗る予定です」
※7月8日(金)に函館競馬場に輸送予定。
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マイネルフロスト(牡5・美浦・高木登)について、高木調教師。
「今日はウッドチップコースで併せ馬で追い切りましたが、休み明けのわりには動きは良かったですし、順調です。競馬が上手な馬なので、函館コースも問題ないでしょう。現在の馬体重は前回からプラス12キロほどですが、輸送してちょうど良くなると思います。函館には明日(7/7)出発予定です。松岡騎手が騎乗します」
(取材・写真:佐々木祥恵)