「2歳新馬」(31日、札幌)
順風満帆のスタートを切った。芝1800メートルで行われた一戦は、1番人気の
ソウルスターリング(牝、美浦・藤沢和)が、1分51秒4のタイムでV。中団でじっくり構えて直線に向くと、2番人気
アドマイヤマンバイとの一騎打ちを首差で制した。さらに5馬身差の3着には7番人気の
エトルディーニュ。
父は英チャンピオンSなどG1・10勝を挙げ、14戦14勝の華々しい成績を残した
フランケル。母も仏オークスなど仏米G1・6勝の名牝
スタセリタ。母にも騎乗経験のあるクリストフ・ルメール騎手は「スタートはあまり速くなかったが、すぐに3番手に取り付けたし、道中は
リラックスして走っていた。ス
トライドが大きく、エンジンがかかるまでに時間を要したけど、ラスト100メートルで頑張ってくれた。広いコースの方が合うね」と満足げな表情。世界的良血馬の勝ちっぷりに札幌のファンが歓喜した。