前走大敗から巻き返し初重賞制覇を果たしたピンクドッグウッド(撮影:田中哲実)
11日、門別競馬場で行われた第3回フルールC(2歳・牝・ダ1000m・1着賞金250万円)は、好位でレースを進めた吉原寛人騎手騎乗の2番人気ピンクドッグウッド(牝2、北海道・田中淳司厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、外から追い上げてきた6番人気ラブミーファルコン(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分0秒4(良)。
さらに1馬身差の3着に5番人気ハタノオヌール(牝2、北海道・安田武広厩舎)が入った。なお、3番人気アップトゥユー(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)は4着、1番人気オヤジノハナミチ(牝2、北海道・田中淳司厩舎)は10着に終わった。
勝ったピンクドッグウッドは、父サウスヴィグラス、母スズカブルーム、その父スキャターザゴールドという血統。函館2歳Sの大敗(16着)から巻き返し、初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ピンクドッグウッド(牝2)
騎手:吉原寛人
厩舎:北海道・田中淳司
父:サウスヴィグラス
母:スズカブルーム
母父:スキャターザゴールド
馬主:尾崎智大
生産者:グランド牧場
通算成績:5戦3勝(JRA1戦0勝・重賞1勝)