小倉2歳Sが重賞初挑戦となる、渡辺薫彦厩舎のメイソンジュニア(撮影:井内利彰)
8月14日の小倉芝1200mで行われた新馬戦を完勝したメイソンジュニア(栗東・渡辺薫彦厩舎)。今年3月から開業の渡辺厩舎だが、重賞にはこれまで3度出走。そのすべては松田博資厩舎から転厩してきたタガノエトワールなので、デビュー時からの重賞挑戦となると、小倉2歳S(9月4日・小倉芝1200m)のメイソンジュニアが初めてとなる。
その1週前追い切りは松山弘平騎手が跨って、タガノスケルドを追走する内容。前半はかなりゆっくりと入って、正味3Fだけの追い切りという感じ。それでも直線に入ってから相手を突き放した瞬発力はさすが。時計は6F91.4〜5F74.4〜4F58.5〜3F42.1〜1F12.8秒と数字は遅いが、レースから10日も経っていない状況で、これだけ動けば十分だろう。
(取材・写真:井内利彰)