フェアリーS、ダイワパッション重賞初制覇

2005年12月18日 15:25

 18日、中山競馬場で行われたフェアリーS(GIII・芝1200m)は、長谷川浩大騎手騎乗の6番人気ダイワパッション(牝2、美浦・増沢末夫厩舎)が好位追走から直線で脚を伸ばし、先に抜け出した7番人気ウエスタンビーナスをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分09秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には10番人気サザンビューティーが入った。

 勝ったダイワパッションは、父フォーティナイナー、母サンルージュ(その父シェイディハイツ)という血統。05年JRAブリーズアップセールにて最高落札価格となる2900万円で落札されていた。7月30日のデビュー戦(新潟・芝1400m)は1番人気に支持されるも9着に敗れ、4戦目の未勝利戦(福島・芝1200m)で初勝利。続く前走・黒松賞(2歳500万下、中山・芝1200m)も勝利してここに臨み、3連勝で重賞初制覇を成し遂げた。通算成績6戦3勝。フォーティナイナー産駒の芝重賞制覇は、テイエムサウスポーが制した00年京王杯3歳S(GII)以来、5年ぶり2勝目。

 鞍上の長谷川浩大騎手、管理する増沢末夫調教師は同レース初制覇。増沢調教師は騎手時代、同レースの前身となる86年テレビ東京杯3歳牝馬S(GIII)をコーセイとのコンビで制している。長谷川騎手は、04年福島記念以来のJRA重賞制覇で通算2勝目。増沢調教師は、ユキノサンロイヤルで制した日経賞(GII)に続き今年2勝目で通算12勝目となった。

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