中団後方でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗のタマノブリュネットが直線で外から各馬を差し切り重賞初制覇(撮影:高橋 正和)
19日、大井競馬場で行われた第13回レディスプレリュード(GII・3歳上・牝・ダ1800m・1着賞金3100万円)は、中団後方でレースを進めた田辺裕信騎手騎乗の4番人気タマノブリュネット(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り優勝した。勝ちタイムは1分54秒7(重)。
1.1/2馬身差の2着は、直線で最内を突いた1番人気ホワイトフーガ(牝4、美浦・高木登厩舎)と、逃げ粘る9番人気トーコーヴィーナス(牝4、兵庫・吉行龍穂厩舎)の際どい争いとなったが、写真判定の結果、2頭の同着となった。なお、3番人気タイニーダンサー(牝3、美浦・伊藤圭三厩舎)は7着、2番人気サンソヴール(牝5、美浦・和田正一郎厩舎)は11着に終わった。
勝ったタマノブリュネットは、父ディープスカイ、母カフェピノコ、その父ジェイドロバリーという血統で、これが重賞初制覇。なお、本レースが最終戦だったGRANDAME-JAPAN2016・古馬シーズンは、ここまで2位だったトーコーヴィーナスの逆転優勝となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆タマノブリュネット(牝4)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・高柳瑞樹
父:ディープスカイ
母:カフェピノコ
母父:ジェイドロバリー
馬主:玉腰勇吉
生産者:三嶋牧場
通算成績:16戦5勝(重賞1勝)