次走の毎日王冠に向けて順調に調整されているリアルスティール(奥、撮影:井内利彰)
今春のドバイターフで初G1制覇を成し遂げた
リアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎)。その後、安田記念11着後に放牧に出されて、9月14日にノーザン
ファームしがらきから帰厩。今朝29日は秋の始動戦である毎日王冠(10月9日・東京芝1800m)に向けた1週前追い切りを行っている。
坂井瑠星騎手が騎乗した
リーゼントロックを4馬身ほど追走する形でスタート。道中はゆったりと走って、4コーナーから直線で内から差を詰めていく。直線に向いた時は完全に射程圏に入れて、あとはどれだけ伸びるかという感じ。
相手の手応えも楽だったこともあり、併せた相手を突き放すというところまではいかなかったものの、この馬自身の時計も6F81.2〜5F66.2〜4F51.7〜3F37.6〜1F11.6秒と速い。帰厩して初めてのCW追い切りだったが、ここまで動くことができれば仕上がり状態に関して不安はないといってよいだろう。
宝塚記念5着から、秋の始動は毎日王冠となる
ステファノスも29日に1週前追い切り。
フォンスを4馬身ほど追走する内容だったが、道中のラップを徐々に速めていって、最後は内からきっちり先着。6F83.5〜5F68.1〜4F53.1〜3F38.3〜1F12.1秒と後半重点で動きにも余裕がある。
(取材・写真:井内利彰)