福永騎手が跨って富士Sの1週前追い切りを行ったガリバルディ(撮影:井内利彰)
10月22日に東京競馬場で行われる富士S(芝1600m)に出走予定の
ガリバルディ(栗東・藤原英昭厩舎)。今朝13日は1回目のハローが終了したCWを向正面から入場して、単走の追い切りとなった。
福永祐一騎手が跨っていたが、キャンターに移ってからはすぐに
スピードに乗って、テンから速いラップ。その
スピード感を持続してゴールまで駆け抜けて、時計は5F63.0〜4F50.0〜3F37.1〜1F12.5秒。この数字は内を回ったとはいえ、抜群に速く、休み明けでもしっかり動ける態勢が整っている。
西宮Sを勝ってオープン入りした
ブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎)も富士Sに向けた1週前追い切り。CWで
メイショウブーケを追走する内容で、前半はかなり遅いラップだったが、行きたがるような仕草は見せていなかった。
3コーナーに入ってもラップは速くならず、正味直線だけの追い切り。最後はきっちり前を捕まえてゴールしているが、時計は6F87.2〜5F70.6〜4F54.6〜3F39.6〜1F11.6秒と終いは優秀だが、全体の時計は1週前追い切りとしては少し遅い印象も受ける。
(取材・写真:井内利彰)