芝長距離に転戦してからの充実ぶりは目覚ましいものがあるカフジプリンス(写真左、撮影:井内利彰)
重賞初挑戦となった前走神戸新聞杯は4着だった
カフジプリンス(栗東・矢作芳人厩舎)。菊花賞(10月23日・京都芝3000m)への優先出走権を得ることはできなかったものの、3着とはアタマ差。芝長距離に転戦してからの充実ぶりは目覚ましいものがあるが、今朝13日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した時間帯に正面入口からCWへ入場。
キングライオンに3馬身ほど先行する内容だったが、3コーナーあたりから他厩舎の併せ馬と入り乱れるような形となり、最後の直線では4頭の併せ馬のような形。
自厩舎が内から、他厩舎が外からというプレッシャーのかかる状況だったが、馬自身は楽に併せ馬を受ける感じ。最後まで脚色には余裕があって、時計は6F82.6〜5F68.1〜4F54.1〜3F40.3〜1F12.8秒。今日の走りを見るかぎり、後ろから差すよりも早目に前に行って押し切るようなレースの方が渋太さが出せそうなイメージが湧く内容だった。
(取材・写真:井内利彰)