個性派2ショット。向かって左の芦毛は左目が特に青いルシェルトゥーレ、向かって右は白い前髪のブラックレッグ
明日10月24日(月)から28日(金)のTCK開催は、前開催に続き、「東京メトロポリタンウィーク」を実施。大井競馬を主催する東京23区にスポットを当てたスペシャル開催で、各区の名産品やグッズの販売、区にちなんだゆるキャラたちの来場など、23区をより身近に、魅力を再発見できる開催となっている(
TCKのホームページ)。
この開催の重賞は、26日(水)に行われる3歳馬以上のマイルグランプリ。ハッピースプリントやバルダッサーレ、セイスコーピオンなど超豪華メンバーがそろった。
さて、25日(火)11レースは、3歳馬による準重賞スターバーストカップ(2000m)を実施。1着馬と2着馬には、11月30日に古馬と対戦する重賞・勝島王冠(1800m)への優先出走権が与えられる。
放牧休養後に一度使った、重賞クラウンカップの勝ち馬ガーニーフラップの変わり身に期待したい。母のハンナリトはタレントの安田美沙子さんが命名したことでも知られ、現役引退後は母となり、初仔がこのガーニーフラップだ。
27日(木)に行われる2歳新馬戦には、青い目をした魚目(さめ)の特徴があるルシェルトゥーレがデビューをする予定。パッと見は怖そうに見える印象だが、実際は人懐っこくてとてもかわいらしい女の仔。管理する的場直之厩舎には、白い前髪でもお馴染みのブラックレッグも所属していて、2頭並んで馬房に佇んでいる姿は何とも微笑ましい。この個性派がどんな走りをするのだろう。
28日(金)11レースは、A2以下の選定選抜馬による勝島王冠トライアルの池月・磨墨賞(1800m)。8戦8勝負けなしのヒトツボシがB2クラスからの格上挑戦。父はスターリングローズ、母父がリアルシャダイという血統で、ここまで底を見せない圧倒的な強さを見せている。新星登場となるのか、非常に興味深い挑戦だ。(上記に紹介したブラックレッグも登録している)
(文:高橋華代子)