1日、名古屋競馬場で行われた名古屋記念(3歳上、ダート1900m、1着賞金300万円)は、兒島真二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)レイナワルツ(牝6、愛知・瀬戸口悟厩舎)が、2番手追走から4角で先頭を奪うと、食い下がる4番人気ロングランナーとの競り合いをハナ差制して同レース連覇を達成した。勝ちタイムは2分04秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気ストロングライフが入った。
勝ったレイナワルツは、父ブラックタイアフェアー、母レイナロバリー(その父ジェイドロバリー)という血統。半姉に01年紅梅S(OP)を制したグランドレイナ(父フジキセキ)がいる。03年1月に栗東・瀬戸口勉厩舎からデビューし、6戦目のフィリーズレビュー(G2)で3着に入り、桜花賞(G1)にも出走(14着)している。04年5月に愛知・瀬戸口悟厩舎へ移籍。移籍後は04年東海菊花賞、05年名古屋記念、東海桜花賞を制し、前走JBCクラシック(交流GI)では3着と好走していた。通算成績40戦14勝(重賞4勝、うちJRA17戦2勝)。