【南関東競馬】ミスミランダー快勝「会心の騎乗」3歳牝馬最後のタイトルをゲット

2016年11月03日 06:00

 ロジータ記念を制し、ミスミランダーの鞍上でガッツポーズの森泰斗(右)

「ロジータ記念・S1」(2日、川崎)

 インから鮮やかに2番人気のミスミランダーが突き抜けて、2分20秒4の勝ちタイムでデイリースポーツ盃と南関東3歳牝馬の最後のタイトルをもぎ取った。東京プリンセス賞の覇者で1番人気のリンダリンダが2着、3番人気モダンウーマンは11着に敗れた。

 3歳牝馬トップクラスがそろった最終決戦は、ミスミランダーの完勝で幕を閉じた。

「前走(戸塚記念5着)が2番手から伸びなかったので、馬込みで集中した方がいいと思ってインコースにこだわった」と森泰斗。道中は5、6番手の内で進み、直線に向くと内ラチ沿いへ突っ込んだ。「有力どころが外へ行くのが見えたので、ビクトリーロードがあいた。会心の騎乗でした」と胸を張った。

 この中間、脚元に細菌が入った影響で、39度5分まで熱が上がり馬場入りを4日間休むアクシデントがあった。最終追い切りの前日にようやく治まり、「追い切りをかけて駄目だったら(出走を)辞めよう」と佐藤賢師。出走に踏み切った決断が吉と出た。
 アクシデントを乗り切った精神力の強さに、「夏場を越して力強くなってきました。これからが楽しみですね」と森泰斗も敬服。地方競馬リーディングジョッキーが見つめる先は、もちろん打倒JRA勢だ。

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