4日、名古屋競馬場で行われたケンタウロスC(4歳上、ダート1600m・1着賞金80万円)は、倉地学騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)デスペハード(牡5、愛知・角田輝也厩舎)が、中団追走から4角で先頭に立つと、後方から追い込んだ8番人気サンキンエンプレスを1.1/2馬身抑えて快勝した。勝ちタイムは1分42秒8(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気ヒルノキセキが入った。
勝ったデスペハードは、父エリシオ、母スカローバリー(その父ジェイドロバリー)という血統。馬主はフサイチコンコルド(96年日本ダービー-GI)、アドラーブル(92年オークス-GI)、タケノベルベット(92年エリザベス女王杯-GI)などを管理した小林稔元調教師。同馬は03年11月にデビュー。04年に中央へ遠征し、ぶっぽうそう特別(3歳500万下、中京・芝2000m)14着、3歳上500万下(新潟・芝1800m)10着に敗れているが、地元では安定した成績を残し04年10月から連対を外していない。今回が重賞初挑戦ながら見事勝利で飾った。通算成績18戦11勝(重賞1勝、うちJRA2戦0勝)。