『オグリキャップ 日本でいちばん愛された馬』(c)星海社
“芦毛の怪物”は今年で生誕40周年。日本中から愛された名馬のこれまでを振り返った一冊『オグリキャップ 日本でいちばん愛された馬』が28日、星海社から発売された。
うれしそうに話す武豊は、すこし間を置いて言った。「みんな、オグリキャップが好きですからね」。
引退レースである1990年有馬記念の入場者数は17万7779人。このレースレコードは今でも破られていない。史上最大の競馬ブームを巻き起こした「日本でいちばん愛された馬」、オグリキャップとは何だったのか。同馬とその関係者たちを現役当時から取材し、『優駿』『
Number』などで名記事を執筆した江面弘也が贈る、珠玉のオグリキャップ・ノン
フィクションとなっている。
現役当時を知るファンはもちろん、オグリキャップをまだよく知らない人まで。生誕40周年の機会にお手にとってみてはいかがだろうか。
【著者紹介】
◆江面弘也(えづら・こうや) ノン
フィクションライター
1960年、福島県生まれ。東京理科大学卒業後、(株)中央競馬ピーアール・センター入社。雑誌『優駿』の編集に携わったのちフリーに。『優駿』『
Sports Graphic Number』などの雑誌に競馬記事を多数寄稿。著書に『サラブレッド・ビジネス ラムタラと日本競馬』(文春新書)、『名馬を読む』『名馬を読む 2』『名馬を読む 3』『名馬を読む 4』『昭和の名騎手』『昭和の名調教師』(三賢社)、『「青年日本の歌」をうたう者 五・一五事件、三上卓海軍中尉の生涯』(中央公論新社)、『活字競馬に挑んだ二人の男』(ミデアム出版社)など。
【書誌情報】
定価:1500円(税別)
著者:江面弘也
サイズ:新書判
発売日:2025年10月28日(電子書籍版も同日発売)
発行:星海社