直線で脚を伸ばした矢野貴之騎手騎乗7番人気の伏兵、スカイサーベルが優勝、重賞初制覇を達成した(撮影:高橋 正和)
9日、船橋競馬場で行われた第62回平和賞(2歳・ダ1600m・1着賞金1000万円)は、先団から大きく離れた位置でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の7番人気スカイサーベル(牡2、船橋・松代真厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦は抜け出した1番人気マルヒロナッツオー(牡2、船橋・林正人厩舎)を捕らえ、さらに外から追い上げてきた4番人気キャッスルクラウン(牡2、船橋・渋谷信博厩舎)も退け優勝した。勝ちタイムは1分46秒6(稍重)。
2着は1/2馬身差でキャッスルクラウン、3着はさらにアタマ差で1番人気マルヒロナッツオーとなった。なお、3番人気ユーコンクエスト(牡2、船橋・矢野義幸厩舎)は4着、2番人気キャンドルグラス(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)は5着に終わった。
勝ったスカイサーベルは、父ディープスカイ、母ヒラボクウィン、その父ワイルドラッシュという血統で、これが重賞初制覇。
【勝ち馬プロフィール】
◆スカイサーベル(牡2)
騎手:矢野貴之
厩舎:船橋・松代真
父:ディープスカイ
母:ヒラボクウィン
母父:ワイルドラッシュ
馬主:小島俊治
生産者:辻牧場
通算成績:4戦2勝(重賞1勝)