今シーズンのホッカイドウ競馬を締めくくる重賞道営記念を制したタイムビヨンド(撮影:田中哲実)
10日、門別競馬場で行われた第59回道営記念(3歳上・ダ2000m・1着賞金1000万円)は、中団でレースを進め、3〜4コーナーで先団に取りついた五十嵐冬樹騎手騎乗の3番人気タイムビヨンド(牝4、北海道・堂山芳則厩舎)が、3番手追走から一旦は抜け出した1番人気オヤコダカ(牡4、北海道・米川昇厩舎)を直線で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分8秒2(重)。
さらに3/4馬身差の3着に5番人気ジュエルクイーン(牝4、北海道・田中正二厩舎)が入った。なお、2番人気スティールキング(牡3、北海道・角川秀樹厩舎)は6着に終わった。
勝ったタイムビヨンドは、父タイムパラドックス、母ブルーダイナ、その父カコイーシーズという血統。重賞はこれで2勝目。また、本レースをもってホッカイドウ競馬の2016年度全日程が終了した。
【勝ち馬プロフィール】
◆タイムビヨンド(牝4)
騎手:五十嵐冬樹
厩舎:北海道・堂山芳則
父:タイムパラドックス
母:ブルーダイナ
母父:カコイーシーズ
馬主:木谷ツヤ
生産者:船越牧場
通算成績:24戦8勝(JRA1戦0勝・重賞2勝)