7日、中山で行われた3R・3歳未勝利(ダート1800m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気バルバロ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)が4番手追走から4角で先頭に並びかけると、連れて上がってきた圧倒的1番人気(単勝160円)パワーコレクターをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分57秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には6番人気ローレルエルドラドが入った。
勝ったバルバロは、父ブラックホーク、母クラフテイワイフ(その父Crafty Prospector)という血統。半兄にはJRAダート7戦7勝のスパイキュール(父サンデーサイレンス)、03年中山グランドジャンプ(JGI)を制したビッグテースト(父ノーザンテースト)、95年マイラーズC(GII)優勝馬ビッグショウリ(父ノーザンテースト)がおり、また甥には04年アルゼンチン共和国杯(GII)を制したレニングラード、05年京阪杯(GIII)の勝ち馬カンパニー(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)がいる。03年セレクトセールにて4600万円で落札されていた。通算成績4戦1勝。
中山1R・3歳未勝利(ダート1200m)は、小島太一騎手騎乗の3番人気サクラモサ(牡3、美浦・小島太厩舎)が、好位追走からから直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分13秒8(良)。父サクラバクシンオー、母サクラテンシ(その父サンデーサイレンス)という血統。叔父に96年有馬記念(GI)などJPA・9勝(重賞5勝)を挙げたサクラローレルがいる。通算成績5戦1勝。