7日、中山競馬場で行われた呉竹賞(3歳牝500万下、ダート1200m)は、坂井英光騎手騎乗の5番人気
アヤパン(牝3、大井・月岡健二厩舎)が好スタートから好位を追走、直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分13秒4(良)。1.1/4馬身差の2着には追い込んできた3番人気
アルジェナー、さらにクビ差の3着には13番人気
ビーボーンが入った。
勝った
アヤパンは、父ブラックホーク、母インザムード(その父ブライアンズタイム)という血統。05年6月に北海道・角川秀樹厩舎からデビューし1着。ブラックホーク産駒の勝ち上がり第1号となった。9月にJRAに初挑戦(札幌、2歳500万下)するも6着。タニノギムレット賞を制して臨んだエーデルワイス賞(交流GIII)では
グレイスティアラの5着だった。バブルガムフェロー賞優勝後、12月に大井・月岡健二厩舎に転厩。前走の
シーサイドホープ特別を制してこのレースに臨んでいた。通算成績10戦5勝(うちJRA2戦1勝)。
鞍上の坂井英光騎手(大井・栗田裕光厩舎)は今日がJRA初登場。騎乗5鞍目でのJRA初勝利となった。また月岡健二調教師にとっては、管理馬のJRA初出走・初勝利となった。