東京11Rの第61回京王杯2歳ステークス(2歳GII・芝1400m)は1番人気
ダイヤモンドノット(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒9(良)。3馬身差の2着に8番人気
フクチャンショウ、さらにクビ差の3着に12番人気
トワニが入った。
ダイヤモンドノットは栗東・福永祐一厩舎の2歳牡馬で、父
ブリックスアンドモルタル、母エンドレスノット(母の父ディープインパクト)。通算成績は5戦2勝。
レース後のコメント
1着
ダイヤモンドノット(C.ルメール騎手)
「楽勝でした。良かったです。スタートはとても速かったですから、前半は自分のペースで走りました。3コーナーから2番手で我慢できましたし、馬はすごく落ち着きました。直線ではちょうど良い感じでした。坂を上ってからも手応えは良かったです。息が入っていて、もう一度伸びてくれました。能力はありそうです。前走は負けましたが、今日の馬のコンディションはとても良かったです。福永厩舎のおかげでベストコンディションでしたから、勝てて良かったです」
(福永祐一調教師)
「体も少し絞れて、動けるいい体になっていました。中2週で
テンションが心配で、馬場入りで少しエキサイトしましたが、ジョッキーがうまくなだめてくれて許容範囲でゲートインできました。スタート直後に行きたがる面はありましたが、すぐにいいリズムに収めてくれて、見ていても
リラックスしていました。これなら追ってからも大丈夫だろうと、安心して見ていられました。
1400mが馬のリズム的にも一番合っているのかなと思います。マイルはこなせるレベルだと思いますが、同じようなパフォーマンスができるかは使ってみてでしょう。3歳のGIはマイルですから、何とかそこをこなせるようしていきたいです。
結構使っていますし、余裕がある体ではないですから、次はレース後の疲労や回復を見て判断したいと思います。今まで頑張ってくれていますし、無理はさせたくないですね」
2着
フクチャンショウ(戸崎圭太騎手)
「レースが上手です。着実に力をつけている感じがします。追ってからしっかり伸びてくれたのはよかったです」
3着
トワニ(菅原明良騎手)
「だいぶ力をつけています。兄姉が1200mで走っていますし、力むようなところがあります。なだめながら我慢させることができ、そのぶん終いはいい脚を使ってくれました」
4着
シャオママル(A.プーシャン騎手)
「ゲートが速くなく、ポジションが少し後ろになりましたし、道中も行きたがる面がありました。まだ子供っぽいですが、終いはいい脚を持っています。子供っぽい面が成長してほしいです。この馬の個性を考えると、距離を延ばしたりせずに1400mくらいで競馬をさせていくのがいいと思います」
5着
ルートサーティーン(岩田康誠騎手)
「押し出されるような形でハナに立ちましたが、自分のペースで行けました。勝ち馬の後ろから運ぶような形だったら2着はあったかもしれません」
8着(同着)
レッドスティンガー(横山和生騎手)
「スタートを決めて、いい位置につけられました。自分の時計のぶんは走っていますし、現状の力は出していると思います。いい経験になったと思いますし、また自己条件で頑張ってくれると思います」