04年ハリウッドゴールドC(米G1)の勝ち馬で、同年のジャパンCダート(GI)で4着に入着した{horse=1998190014:トータルインパクト} Total Impact(牡8、米・L.セルー厩舎)が現役を引退し、種牡馬入りすることが分かった。北米での繋養先は未定だが、南半球の繁殖シーズンには、生まれ故郷のチリで繋養される。
トータルインパクトは、父Stuka(その父ジェイドハンター)、母Pebbles(その父Manos de Piedra)という血統のチリ産馬。01年5月にチリでデビューし、タンテオデポトリジョス(智G1)を制し、2戦2勝という成績で02年に米国へ移籍。UAEダービー(首G2)で2着になるなど活躍し、04年ハリウッドゴールドC(米G1)でG1初制覇を達成。同年秋にはジャパンCダートに出走。2番人気に支持されタイムパラドックス(牡8、栗東・松田博資厩舎)の4着に入着した。その後はOP競走を制するものの、重賞では苦戦が続き、クラークH(米G2)10着が最後のレースとなった。通算成績27戦6勝(重賞3勝)。