27日、京都競馬場で行われた京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)は、先手を取ったM.バルザローナ騎手騎乗の2番人気ネロ(牡5、栗東・森秀行厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、2着の3番人気エイシンスパルタン(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒3(重)。
さらに1.1/4馬身差の3着は、6番人気フミノムーン(牡4、栗東・西浦勝一厩舎)と10番人気アースソニック(牡7、栗東・中竹和也厩舎)の際どい争いとなったが、写真判定の結果、この2頭の3着同着となった。なお、1番人気メラグラーナ(牝4、栗東・池添学厩舎)は14着に終わった。
勝ったネロは、父ヨハネスブルグ、母ニシノタカラヅカ、その父サンデーサイレンスという血統。デビューから通算31戦目で待望の重賞初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ネロ(牡5)
騎手:M.バルザローナ
厩舎:栗東・森秀行
父:ヨハネスブルグ
母:ニシノタカラヅカ
母父:サンデーサイレンス
馬主:西山茂行
生産者:本桐牧場
通算成績:31戦7勝(重賞1勝)