富士ステークスを制したガイアフォース(右)(カメラ・荒牧 徹)
◆第28回富士S・G2(10月18日、東京・芝1600メートル、良)
1着馬にマイルCS(11月23日、京都)の優先出走権が与えられるマイルG2は14頭立てで争われ、3番人気で横山武史騎手騎乗の
ガイアフォース(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父
キタサンブラック)が、2022年のセントライト記念以来となる重賞2勝目をマークした。
同馬は、昨年のフェブラリーS(2着)以降、前走まで6戦すべてG1に出走していた。その前走は3年連続出走となった安田記念だったが、9番人気の評価を覆し2着と健闘。6歳となっても健在ぶりを披露していた。勝ち時計は、1分31秒7。
2着は1番人気の
ジャンタルマンタル(川田将雅騎手)、3着は4番人気の
ソウルラッシュ(団野大成騎手)だった。
横山武史騎手(
ガイアフォース=1着)「スタートしてからのポジションは決めてなくて、先生と話して馬のリズムを大事にしていこうと。結果的にジャンタル(
マンタル)の前で、ずっとマークされる形でしたけど。ジャンタルも59キロを背負ってハードだったと思うんですけど、それでも追い詰められて、なかなか強い馬だなと思って追ってましたけど、それに応えて
ガイアフォースもよく頑張ってくれましたし、勝ってくれて何よりです。いい内容の競馬だったと思います。続けて乗せていただけるならG1でもチャンスがある馬だと思いますので、引き続きいい結果を出していければと思っています」