キャロットC

ディーパワンサなど、阪神JF1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2016年11月30日 12:00

動きの素軽さは前走時と雲泥の差だったディーパワンサ(撮影:井内利彰)

 新馬、中京2歳Sと連勝して注目を集めたディープブリランテ産駒のディーパワンサ(栗東・松下武士厩舎)。デイリー杯2歳Sでは4着に敗れて連勝はストップしたが、レースではメンバー最速上がりを使っている。休み明けだった前走をひと叩きし、今朝30日は阪神JFに向けた1週前追い切りを行っている。

 CWで同厩舎の2歳2頭を遥か前方に見ながらの併せ馬。6F標識から速いラップを刻んでいき、スピードはぐんぐんと上昇。直線手前で前を射程圏に入れてはいるが、かなりのペースで前に追いついただけに、直線での余力が気になるところだった。

 しかし、この馬にとってはなんでもないラップだったようで、余力は十分。楽に前2頭を交わして、最後は楽々の先着ゴール。時計は6F80.7〜5F66.4〜4F53.0〜3F39.8〜1F12.9秒。後半の数字に派手さはないが、それは無理をしなかっただけで、動きの素軽さは前走時と雲泥の差。最終追い切りは終い重点で軽い内容でも全く問題ないだろう。

 京都芝1600mの新馬戦を勝ち、キャリア1戦で出走は抽選対象のアロンザモナ(栗東・西浦勝一厩舎)。こちらも3頭併せだったが、先行していたフミノメモリーが実質単走のような形で、道中はライオネルカズマとの併せ。

 幸英明騎手が跨っていたが、道中それなりに速いラップを刻みながら、最後までしっかりした動きで、時計は6F82.0〜5F67.4〜4F52.9〜3F38.8〜1F12.1秒。追われてからの動きがしっかりしており、一度レースを使っての良化は明らか。なんとか抽選を突破してほしいところ。

(取材・写真:井内利彰)

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