和田騎手を背に阪神JFの1週前追い切りを行ったヴゼットジョリー(撮影:井内利彰)
新馬、新潟2歳Sと連勝して、阪神ジュベナイルF(12月11日・阪神芝1600m)に出走予定の
ヴゼットジョリー(栗東・中内田充正厩舎)。今朝30日は和田竜二騎手を背に、朝一番のCWで
オリエントワークスとの併せ馬を行っている。
2馬身ほど先行して6F標識を通過し、その差を保ちながら、3コーナーへ進入。直線を向く頃に内から前に並びかけていき、最後は軽く追われた程度で先着のゴール。時計は6F84.0〜5F68.1〜4F52.8〜3F38.2〜1F12.0秒と派手さのない数字だったが、動きに余裕があった点から、状態に関しては休み明けでも全く問題なさそう。
アルテミスS5着から阪神JFの出走を予定している
サトノアリシア(栗東・平田修厩舎)は、2回目のハローが終了した直後の坂路馬場で、池添謙一騎手が跨っての単走追い切り。前半で頭を上げるシーンがあったものの、
スピードに乗っていくと、力強い走りが印象的。
時計は4F52.7〜3F37.7〜2F24.6〜1F12.5秒と前走時の1週前追い切りとあまり変わりないが、力感は今回の方が明らかに上。ひと叩きしたことでの上昇度を感じる動きであり、来週の追い切りにも要注目だろう。
(取材・写真:井内利彰)