鮫島師がひと目ぼれした白毛馬!!ホワイトドラゴン

2016年12月09日 06:00

 追い切られるホワイトドラゴン

 米国産の白毛馬。これまでとは違ったルーツを持つのがホワイトドラゴン(牡2歳、父カウボーイカル、母スポットオブビューティー、栗東・鮫島)だ。交流重賞3勝のユキチャン、ブチ模様で注目されるブチコらは、白毛馬の母シラユキヒメの産駒だが、ホワイトドラゴンはいわゆるマル外。母だけでなく祖母、曽祖母らと、5代母まで白毛という米国では由緒正しい白毛血統だ。

 8日には栗東CWで5F66秒3-38秒3-13秒0をマーク。ハギノアレス(2歳新馬)に2馬身遅れたが、「相手が動き過ぎたけど、この馬も動いている。体もできている」と鮫島師は評価する。師がアメリカでひと目ぼれした逸材。「1歳だったけど、見た目にいい馬だったから」と期待は大きい。

 担当の松浦助手は「跳びが大きい。悪いことをしないし、気性も素直」と笑顔。ただ、白毛馬の担当助手に共通するであろう悩みも…。「汚れが目立つから、いつもきれいにしてあげないと。写真を撮ってもらう時は右から撮ってもらっている。いつも左を下にして寝るから…」と苦笑い。調教の進み具合次第だが、順調なら23日の阪神5R(芝2000メートル)でデビューする予定だ。(井上達也)

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