15日、中山競馬場で行われた6R・3歳新馬(芝1800m)は、吉田隼人騎手騎乗の2番人気{horse=2003103468:タイキティアラ}(牝3、美浦・後藤由之厩舎)が道中内ラチ沿いで力を溜めると、直線では外から伸びる1番人気ダイワバゼラードとの競り合いを3/4馬身制して優勝した。勝ちタイムは1分54秒1(重)。さらに1/2馬身差の3着には逃げた4番人気アリマプラウドが粘った。
勝ったタイキティアラは、父エンドスウィープ、母タイキレディ(その父メジロライアン)という血統。母系を遡ると、97年安田記念(GI)を制すなど重賞3勝を挙げ、種牡馬としても活躍したタイキブリザードや、05年阪神ジュベナイルF(GI)を制したテイエムプリキュアなどを輩出した種牡馬パラダイスクリークがいる。エンドスウィープ産駒は、JRA現3歳世代で10頭目の勝ち上がりとなった。
中山4R・3歳新馬(ダート1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の2番人気{horse=2003106525:スマートフレンズ}(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が、道中好位追走から直線外に持ち出すと豪快に伸び、1番人気ロードフィーバーに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分12秒8(重)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気バッドフォーチュンが入った。
勝ったスマートフレンズは、父エンドスウィープ、母は98年チューリップ賞(GIII)で2着に入り、桜花賞(GI)に駒を進めた(4着)ロッチラヴウインク(その父ダンシングブレーヴ)という血統。叔父に92年京都大賞典(GII)などJRA・8勝(重賞2勝)を挙げたオースミロッチがいる。03年セレクトセールにて2500万円で落札されていた。