米2歳王者スティーヴィーワンダーボーイが敗れる

2006年01月17日 10:00

 現地時間14日、米・サンタアニタ競馬場で行われたサンラファエルS(3歳、米G2・ダート8f)は、A.ソリス騎手騎乗の2番人気ブラザーデレク Brother Derek(牡3、米・D.ヘンドリックス厩舎)がすんなり先頭を奪うと、最後まで後続を寄せ付けず、1番人気スティーヴィーワンダーボーイ Stevie Wonderboy(牡3、米・D.オニール厩舎)に1.1/2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分36秒11(良)。さらに3.1/4馬身差の3着には3番人気ワナランナー Wanna Runnerが入った。

 勝ったブラザーデレクは、父Benchmark(その父Alydar)、母Miss Soft Sell(その父Siyah Kalem)という血統。昨年5月のデビュー戦(ダート4.5f)で初勝利を挙げ、3戦目のノーフォークS(米G2、ダート8.5f)で重賞初制覇。続くBCジュヴェナイル(米G1・ダート8.5f)では、スティーヴィーワンダーボーイの前に4着と敗退するも、前走ハリウッドフューチュリティ(米G1、ダート8.5f)で念願のG1タイトルを勝ち取っていた。通算成績6戦4勝(重賞3勝)。

 注目の2歳チャンピオン・スティーヴィーワンダーボーイは、4頭立て(2頭が取消)の最後方からレースを進め、3角から4角で仕掛け気味に2番手に順位を押し上げるも、直線ではブラザーデレクとの差がなかなか詰まらず、逃げ切りを許してしまった。

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