現地時間5日、94年メルボルンCなど豪G1を4勝し、94年ジャパンC(GI)にも参戦した種牡馬{horse=1989109111:ジューン} Jeune(牡16)が、繋養先の豪・コリングローヴスタッドで、心臓麻痺のため死亡していたことが分かった。
ジューンは、父Kalaglow、母Youthful(その父Green Dancer)という血統の英国産馬。91年に英国からデビューし、94年に豪州へ移籍するとアンダーウッドS、メルボルンC(共に豪G1)を優勝し、ジャパンCに参戦、マーベラスクラウンの6着に入る。帰国後も95年CFオーアS、クイーンエリザベスS(共に豪G1)を制し、94〜95年度の豪年度代表馬に選出されるなど活躍。96年まで現役を続け通算42戦10勝(重賞7勝)という成績で種牡馬入り。種牡馬になってからは、シンガポール航空国際C(星G1)を制したマミファイ Mummify、昨年のメルボルンCでマカイビーディーヴァ Makybe Divaの2着に入ったオンアジューン On a Jeuneなどを輩出していた。