19日、東京・二子玉川
ライズにて株式会社YogiboとYogibo
ヴェルサイユリゾート
ファームによる特別イ
ベントが開催。一般財団法人TAW協力のもと、引退競走馬の余生や支援の取り組みを広めることを目的に、「人と馬をつなぐ」をテーマに行われた。
会場には繋養馬の
ヒルノダムールと
ダンカークが展示され、約4000人のファンが来場。顔を撫でるなどの貴重なふれあいを楽しんだ。名馬に街中で会える珍しい体験に多くの競馬ファンが集まったほか、「お馬さんがいるよ」と子どもを連れた親たちが次々と足を止める姿も。先着30名を対象に、餌やり体験や口取り風の記念撮影も行われ、2頭は次々にファンサービスに応えた。
会場には馬運車の展示やYogiboソファの体験コーナー、
オジュウチョウサン号をモチーフにしたキッチンカーも登場。Yogiboソファにくつろぐ人々や、長蛇の列が絶えなかったグッズ販売など、終始にぎわいを見せていた。
株式会社Yogibo執行役員の大森一弘さんは「多くの方にご来場いただき、用意していたフライヤーも沢山受け取っていただけました。ただ触れ合うだけでなく、競走馬や乗馬に限らない馬の余生という社会課題に対して、何か考えていただくきっかけになったんではないかなと思います」とコメントした。
北海道・日高町の「Yogibo
ヴェルサイユリゾート
ファーム」では第4厩舎の建設と放牧地の環境整備を目的とした新厩舎プロジェクトのクラウドファンディングを開始。本プロジェクトは、競走馬として活躍したのち引退を迎えた馬たちが、安心して余生を過ごせる環境を整えることを目的として、READYFORにて募集されている。