1番人気のツクバアズマオーが直線で脚を伸ばし重賞初制覇(撮影:下野雄規)
5日、中山競馬場で行われた中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)は、道中は後方に構えた吉田豊騎手騎乗の1番人気ツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充弘厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った6番人気クラリティスカイ(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒6(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着は、4番人気シャイニープリンス(牡7、美浦・栗田博憲厩舎)と9番人気シャドウパーティー(セ8、美浦・堀宣行厩舎)の際どい争いとなったが、シャイニープリンスに軍配が上がった。シャドウパーティーはハナ差で4着。
なお、2番人気ストロングタイタン(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)は9着、3番人気ドレッドノータス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は10着に終わった。
勝ったツクバアズマオーは、父ステイゴールド、母ニューグランジ、その父Giant's Causewayという血統。昨年12月のディセンバーSに続く連勝で、初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ツクバアズマオー(牡6)
騎手:吉田豊
厩舎:美浦・尾形充弘
父:ステイゴールド
母:ニューグランジ
母父:Giant's Causeway
馬主:荻原昭二
生産者:ノーザンファーム
通算成績:27戦7勝(重賞1勝)