21日、京都競馬場で行われた若駒S(3歳OP、芝2000m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円){horse=2003102558:フサイチジャンク}(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)が、道中2番手追走から直線楽な手応えで抜け出すと、3番手から伸びた3番人気アドマイヤジュピタに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分03秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気マイネルオレアが入った。
勝ったフサイチジャンクは、父サンデーサイレンス、母はAJCオークス(豪G1)2着のセトフローリアンII(その父Bellotto)という血統。全兄に02年皐月賞(GI)で2着に入ったタイガーカフェ(牡7、美浦・小島太厩舎)がいる。03年セレクトセールにてセール最高値(日本セリ史上では第4位)となる3億3000万円で落札されていた。馬名フサイチジャンクは、冠名+フジTV系の番組「ジャンクスポーツ」から名付けられた。05年12月のデビュー戦(中山・芝2000m)、前走の福寿草特別(3歳500万下、芝2000m)を共に1番人気に応え快勝。無傷の2連勝でこのレースに臨んでいた。通算成績3戦3勝。
なお、騎乗した武豊騎手は、この勝利で同一特別競走5年連続勝利を達成した。