8日、船橋競馬場で行われた第53回報知グランプリC(4歳上・ダ1800m・1着賞金1000万円)は、最初のコーナーを回ってハナに立った村上忍騎手騎乗の2番人気エンパイアペガサス(牡4、浦和・平山真希厩舎)が、そのまま直線に入って、好位から差を詰めてきた3番人気ムサシキングオー(牡8、大井・栗田泰昌厩舎)をアタマ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分55秒8(良)。
さらに3馬身差の3着に4番人気モンサンカノープス(牡6、船橋・川島正一厩舎)が入った。なお、1番人気タイムズアロー(牡9、船橋・川島正一厩舎)は11着に終わった。また、発走直前まで1番人気に支持されていたイッシンドウタイ(牡8、川崎・内田勝義厩舎)は、馬体検査が行われて故障が判明したため、競走除外となった。
勝ったエンパイアペガサスは、父エンパイアメーカー、母ステージトリック、その父Distorted Humorという血統。岩手所属時の主戦だった村上騎手とのコンビで、南関東重賞初Vを果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆エンパイアペガサス(牡4)
騎手:村上忍
厩舎:浦和・平山真希
父:エンパイアメーカー
母:ステージトリック
母父:Distorted Humor
馬主:佐藤信広
生産者:佐藤牧場
通算成績:14戦10勝(重賞6勝)