フィリーズレビューの1週前追い切りを行ったレーヌミノル(撮影:井内利彰)
3着までに桜花賞(4月9日・阪神芝1600m)の優先出走権が与えられるフィリーズレビュー(3月12日・阪神芝1400m)。ここに向けた1週前追い切りが行われており、出走予定馬の中でも有力と思われる2頭の情報をお届けしたい。
まず阪神JF3着、前走クイーンCは4着だった
レーヌミノル(栗東・本田優厩舎)。CWで
ダンツエンペラー、
ダンツペンダントを追いかける内容。気持ち行きたがっているようにも見える走りだったが、なんとか後ろで我慢。最後の直線は2頭の外に出したが、馬なりで前を追い抜いて先着。時計は6F83.9-5F67.0-4F52.0-3F38.2-1F12.3秒と平凡だが、動きは素晴らしい。
昨年のデイリー杯を制した
ジューヌエコール(栗東・安田隆行厩舎)は、先週に引き続き、CWで4F追い切り。行きたがるところを見せていた先週と違い、今週は前にいる
オウケンビリーヴをじっくりと後ろから見る形で追走。最後の直線で並びかけて我慢を利かせた内容で、時計は4F51.8-3F37.8-1F12.2秒。個人的な印象としては、1週でこれだけ動きが変わってくるものかなといったくらい中身の濃い動きだった。
(取材・写真:井内利彰)