坂路での追い切りが続いていたが、今朝はCWで1週前追い切りを行ったマカヒキ(奥、撮影:井内利彰)
京都記念3着後、栗東に在厩したまま調整を進めているマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎)。この中間は坂路馬場での追い切りが続いていたが、今朝23日はCWコースで大阪杯(4月2日・阪神芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
マイフリヴァ、アドマイヤロブソンと続く隊列を最後方から追走。真ん中にいたアドマイヤロブソンとの差は3馬身ほどだったが、3コーナーあたりでは久しぶりの併せ馬ということもあってか、騎乗した大江祐輔調教助手が懸命に手綱を引っ張っていた。これに関しては「確かに前を追いかけようとしていましたが、我を失っているという感じはありませんでしたよ」と追い切り後に教えてくれた。
最後の直線は2頭の内から並びかけていき、最後はマイフリヴァと同入でのゴール。ゴールを過ぎると、完全にマカヒキが前に出ていたので、脚色は余裕十分だったということだろう。時計は6F79.5〜5F65.5〜4F51.5〜3F37.8〜1F12.3秒。数字に関しては文句ないが、少し力んで走るようなところが抜けるかどうか。これが最終追い切りで最も注目したい点になりそう。
(取材・写真:井内利彰)