7日、荒尾競馬場で行われた、たんぽぽ賞(3歳、九州産馬・ダート1500m、1着賞金800万円)は、鮫島克也騎手騎乗の3番人気トウショウヒカリ(牡3、兵庫・山口益巳厩舎)がスタート直後から先頭に立つと、直線に入ってもリードを保ったまま粘り切り、好位から進出した2番人気テイエムミゴテカに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒4(不良)。さらに2馬身差の3着には4番人気ナセが入った。
勝ったトウショウヒカリは、父シャンハイ、母ヒカリポッポ(その父クリスタルグリッターズ)という血統の宮崎県産馬。昨年7月の2歳初出走戦でデビューし、5戦目で初勝利を挙げた。12月には阪神競馬場で行われたJRAの千両賞(2歳500万下、芝1400m)にも挑戦しシンガリ負けを喫したものの、今年1月の日本盛カップでは2着に4馬身差をつけて快勝していた。通算成績9戦4勝(JRA・1戦0勝、重賞1勝)。