15日、阪神競馬場で行われたアンタレスS(4歳上・GIII・ダ1800m)は、先団の後ろでレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気モルトベーネ(牡5、栗東・松永昌博厩舎)が、直線で馬群の間から抜け出し、中団から追い上げてきた5番人気ロンドンタウン(牡4、栗東・牧田和弥厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。
さらにクビ差の3着は8番人気ロワジャルダン(牡6、美浦・戸田博文厩舎)と13番人気リーゼントロック(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)の際どい争いとなったが、ロワジャルダンに軍配が上がった。ハナ差でリーゼントロックが4着。
なお、1番人気グレンツェント(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)は9着、2番人気ミツバ(牡5、栗東・加用正厩舎)は11着に終わった。
勝ったモルトベーネは、父ディープスカイ、母ノーブルエターナル、その父アフリートという血統。デビューから25戦目で待望の重賞初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆モルトベーネ(牡5)
騎手:M.デムーロ
厩舎:栗東・松永昌博
父:ディープスカイ
母:ノーブルエターナル
母父:アフリート
馬主:三宅正義
生産者:櫛桁牧場
通算成績:25戦7勝(重賞1勝)