17日、名古屋競馬場で行われた梅見月杯(4歳上・ダート1800m、1着賞金300万円)は、丸野勝虎騎手騎乗の7番人気キジョージャンボ(牡6、愛知・井上正厩舎)が道中は2番手をキープし、4角手前で逃げた圧倒的1番人気(単勝140円)ヨシノイチバンボシを直線でかわすと、後方から追い込んだ3番人気エンシェントを1.1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分56秒6(良)。さらにアタマ差の3着には6番人気ゼンノサンタアニタが入り、逃げた圧倒的1番人気(単勝140円)ヨシノイチバンボシは4コーナーで勝ち馬に捕まって後退、5着に敗れた。
勝ったキジョージャンボは、父パークリージェント、母キジョーオダイ(その父フロルア)という血統のアラブ馬。02年11月に名古屋でデビューし6戦目で初勝利。その後アラブ重賞5勝を挙げ、04年にはサラ系重賞のゴールド争覇を優勝。その後もサラブレッドを相手に健闘を続けていた。通算成績56戦26勝(重賞7勝)。