J.オルティス騎手騎乗のタップリットが直線でアイリッシュウォークライを競り落として優勝(C)netkeiba
現地時間10日、アメリカのベルモントパーク競馬場で行われたベルモントS(3歳・米G1・ダ2400m・1着賞金80万米$)は、J.オルティス騎手騎乗のタップリット(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が優勝。参戦予定だった日本のエピカリス(牡3、美浦・萩原清厩舎)は、日本時間10日夜に右前肢跛行のため、出走を取り消した。
レースは11頭立てで行われ、注目されていたアイリッシュウォークライがハナを切り、M.スミス騎手騎乗のミーンタイム(牡3、米・B.リンチ厩舎)が外から馬体を併せてマークする展開。3コーナーあたりから、馬なりでアイリッシュウォークライが徐々に後続を引き離しにかかり、直線に入っても先頭をキープするが、道中3番手にいたJ.オルティス騎手騎乗のタップリット(牡3、米・T.プレッチャー厩舎) が追い上げて差し切った。
タップリットの通算成績は8戦4勝。勝ちタイムは2分30秒02。2着はアイリッシュウォークライ、3着にはJ.ヴェラスケス騎手騎乗の隻眼のパッチ(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が入った。