マーキュリーCに向けて1週前追い切りをCWで行ったピオネロ(撮影:井内利彰)
7月17日(祝・月)に盛岡競馬場で行われるマーキュリーC(ダート2000m)。JRA所属馬は
クリノスターオー(栗東・高橋義忠厩舎)、
ドリームキラリ(栗東・矢作芳人厩舎)、
ピオネロ(栗東・松永幹夫厩舎)、
マスクゾロ(栗東・岡田稲男厩舎)、
ミツバ(栗東・加用正厩舎)の5頭が出走を予定している。
ピオネロは前走平安S4着後、一旦放牧に出されて、6月23日にノーザンFしがらきから帰栗。先週はCWコースで終い重点の追い切りだったが、今朝5日はCWコースを単走でテンからある程度のラップを踏んでいく形。もともと頭の高い走りなので、走る格好自体は見映えしないが、脚捌きはスムーズ。少し時計を要する馬場状態だったことを考慮すれば、6F84.4〜5F69.1〜4F54.2〜3F39.6〜1F11.8秒という数字は非常に優秀。
ミツバは前走ブリリアントSを勝った後、宇治田原優駿Sでの放牧を挟んで、6月7日に帰栗。週に1本のペースでじっくりと乗り込まれているが、今朝5日はCWコースで
サウスザスナイパーとの併せ馬。最後は完全に遅れる形だったが、これはよくあること。時計も6F83.7〜5F68.5〜4F53.9〜3F39.6〜1F12.7秒と平凡だが、調教で目立つタイプでないことは確か。
(取材・写真:井内利彰)