しっかり気持ちが乗ってきたミツバ(写真右・撮影:井内利彰)
前走ブリリアントSをトップハンデながら2着に2馬身つける完勝だったミツバ(栗東・加用正厩舎)。今朝12日は、今回が4度目の重賞挑戦となるマーキュリーC(7月17日・盛岡ダート2000m)に向けた最終追い切りを行っている。
CWコースでポポチカとプラチナコードが先導する流れを4馬身ほど後ろから追走。3コーナーで外から差を詰めていき、先週まで遅れていた動きとは違ったところを見せそうな気配。ただ、直線に向くと前も楽だった分、また引き離された。
残り1F地点で追われてもその差が縮まらなかったので、今回も遅れる内容と思いきや、残り150mほどのところからぐんぐんと加速していき、ゴールでは馬体を並べるところまでは差してきた。
この中間は併せ馬でずっと遅れていただけに、同入まで詰めてきたところが評価できる。また、時計は6F81.5〜5F66.9〜4F52.8〜3F38.9〜1F12.3秒と速く、これでしっかり気持ちが乗ってきたのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)