アップトゥデイトはテンから速いラップで快走、余裕がある感じでフィニッシュ(撮影:井内利彰)
7月29日(土)に小倉芝3390mで行われる小倉サマージャンプ(J・G3)。毎年10頭前後で行われているが、今年は少し頭数が多くなりそう。現時点では次週新潟競馬場で行われるオープン(芝2850m)も視野に入れている馬もいるが、今朝20日はその1週前追い切りが行われている。
2015年のこのレースの覇者、
アップトゥデイト(栗東・佐々木晶三厩舎)は、林満明騎手が跨って、CWコースに2コーナーから入場。同騎手が「1回追い切って、行きっぷりが違った」と話すように、テンから速いラップで快走。終いは止まっても不思議ないラップだったが、意外と余裕がある感じでフィニッシュ。時計は6F79.0〜5F65.1〜4F52.7〜3F40.1〜1F13.0秒だった。
前走は障害オープン4着の
マジェスティハーツ(栗東・松永昌博厩舎)は約3ヶ月ぶりの休み明け。初障害だった3走前が休み明けだったように、久しぶりを苦にするタイプではなく、今朝の追い切りでも素軽い動き。時計は6F83.5〜5F67.0〜4F51.7〜3F37.7〜1F12.8秒だが、ラストがしっかりしてくれば、ほぼ万全といったところ。
前走中山GJは惨敗だった
メイショウヒデタダ(栗東・南井克巳厩舎)はそれ以来のレースとなるが、中間の乗り込みは入念。熊沢重文騎手が跨ったCWコースでの追い切りは、6F83.1〜5F67.6〜4F52.6〜3F37.8〜1F12.1秒と時計は上々。これだけ動くことができれば、この舞台で巻き返してくる可能性は大きい。
(取材・写真:井内利彰)