中山牝馬S、ヤマニンシュクル復活V

2006年03月12日 15:35

 12日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(GIII・芝1800m)は、四位洋文騎手騎乗の1番人気ヤマニンシュクル(牝5、栗東・浅見秀一厩舎)が道中は後方に位置し、直線大外から末脚を伸ばすと、2番人気ディアデラノビアに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒8(良)。さらに2馬身差の3着には8番人気ヤマニンアラバスタが入った。

 勝ったヤマニンシュクルは、父トウカイテイオー、母ヤマニンジュエリー(その父Nijinsky)という血統。03年7月の新馬戦(函館・芝1800m)でデビュー勝ちを収め、4戦2勝の成績で挑んだ阪神ジュベナイルF(GI)を制し、最優秀2歳牝馬に選出される。翌年の牝馬クラシック戦線でもすべて入着するなど活躍を見せたが、秋華賞(GI)2着後に脚部不安で1年以上の休養を余儀なくされた。復帰戦となった昨年のエリザベス女王杯(GI)は4着、前走の京都牝馬S(GIII)も4着に敗れていた。通算成績14戦4勝(重賞2勝)。

 鞍上の四位洋文騎手はキーンランドスワンで制した05年阪急杯(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算44勝目、管理する浅見秀一調教師は同馬で制した03年阪神ジュベナイルF以来のJRA重賞制覇で通算11勝目となった。

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